大家の手帳

通勤サラリーマンが競売不動産を落札してDIY。 募集から自主管理まで行うために必要な情報を「忘備録」にしました。

商売の基本は仕入れ

いかなる商売も仕入れが命。

 

物件を激安に仕入れるために様々な手を使った。

「競売」に陥る前に奪い取るプロの荒業まで知り得た現在でも、

このノンフィクションな物語を読み解きながら、

宝探しをする楽しみは捨てきれない。

 

落札した「競売不動産」の前に立つ。

 

債権者はお金が無い。

自分の砦を手離すことに最後まで抵抗する人、

激しい罵声を言う人、

暴力で抵抗する人、

自殺を図る人など、

心情に耐えなければならない時も多い。

 

当然ながら、競売物件の手入れも何もされていない状態のまま、

仮面をかぶっている。

土台の腐りなど中を見てから初めて判明することも少なくない。

 

f:id:ooyanotecho:20161111144102j:plain


 
債権者から奪い取った鍵を挿し、部屋と初対面をする。

誰もいない静かな部屋に立つ。

 

もう後戻りはできない。

弱音は吐けない。

自分しかいない。

 

究極の状況に自分を追い込み、

強い決意を胸に、新たな扉を開く。

 

この建物が最も輝いた時代にタイムスリップ、

かつての繁栄に思いを馳せながら、

 

自らのDIYで激変させる のだ。

 

がかかり、が出て排尿が出来る、づくり。 次郎

鍵水箱次郎

http://ooyanotecho.com