アパートを満室にするための手法 ~その2~
見本市会場や催し会場での集客法として「(温かみのある)電球色で明るく放つ」ということが最も重要なことであることは知られていない。
同じような商品を並べても、「(温かみのある)電球色で明るく照らす場所」に人は必ず集まるから不思議だ。
催事場の場合はさらに「サクラ」を前に立たせる「人垣手法」があるが、アパート経営には関係ない。笑
夏の祭り、屋台がものすごい明るさで光を放せば、(夏の)虫が次々と引き込まれていく。笑
大家が「蜘蛛の巣」を張り、入居者を捕まえるための手法は「目立つ看板」を立てることではない。
むしろ、看板よりもっと有効な手法がある。
・・・ん?
それは「光」を放つことだ。
当競売アパートは、以前は昔ながらの白い縦型蛍光灯が弱々しく灯っていた。
壁には蜘蛛の巣のように電気配線やプロパンガスの配管が不規則に張り付いていたが、すべて撤去し、パテ埋めの後にリシン吹き付けを行い、電気をすべてLED化し、時間によって消灯するようにした。
現在、暗くなると自動で点灯して夜間23時になると全灯が消灯する
この急激に辺りが真っ暗になることが重要だ。
浄化槽を回していても、電気の請求書は毎月1,500円程度、LEDの消費電力が大きな効果を上げている。
この普通に見える外灯。
じつは1球が1500ルーメン(100W)、眩しいぐらいの明るさがあるので周辺を歩く人は、
「野球場のように明るい」
「歩きやすくなった」
「ちょっと明るすぎて(眠れない)」
と褒める人もいれば、嫌がる人もいる。笑
100W が 12球 も輝いていれば、建物が宇宙船のように浮かんだように目立つので、周辺を通る人もアパートなのか、店舗なのか、不思議そうに建物を眺めていく。
じつは、このアパートは夜に
電球で入居者を募集している のだ。
早速、LED の 1500ルーメンを真似して取り付けてみようかと「レフ球タイプ100W 電球色」で探してみればその価格にきっと驚くだろう。
10,000円 × 12球 = 120,000円
を出費する鍵水箱次郎ではない。笑
日本では レフ球タイプで100W は、まだまだ高嶺の花だが、
海を超えると激安になることは誰も知らない。
日本で買えば、10,000円近い、LED電球も輸入して一週間待てるなら、5球で(レートにもよるが)8,000円程度。
1球たった 1,600円。(送料込み)
LEDなので球切れも無くコストパフォーマンスが良い。笑
周辺アパートに住んでいる入居者も暗くて細々と光っている蛍光灯の階段を昇り降りするより、スポットライトで明るく輝いている方が好き。
そんな「蜘蛛の巣」に集まりたがるのだ。
鍵水箱次郎